さまざまな職場において、長年同じ職場に居続ける「お局様」と呼ばれる存在がいます。お局様は、長年勤めたプライドを持ち、全体を仕切る女性として、周囲に疏がられたり恐れられる傾向にあります。女性が中心となった女の園になりやすい看護業界では、そういったお局様と遭遇しやすいと言われています。そこでここでは、看護の現場にいるお局の特徴を調べてみました。まず特徴として挙げられるのが、自分の話ばかりをする人です。誰も興味のない話を延々として、仕事の邪魔になったり、皆を疲れさせます。また、プライベートに飲み会といったイベントを開催するのが好きで、人の都合を考えずに頻繁に行おうとするのも特徴として言われています。折角の休みが潰れる上、結局はお局様を立てなければならないため、周囲はうんざりしているようです。その他、「主な仕事は後輩や新人がするもの」と決めつけ、ナースコールは取らず、面倒な仕事を押し付けたりすることもあるそう。それだけで済めば良いですが、人の仕事をじっと観察してダメ出しをしたり、他人のミスにネチネチ指摘するようなケースもあります。その一方で自分には甘いため、自分のミスは認めず、人に責任をなすりつけるという迷惑行為をします。人の話や指摘を聞こうとしないため、昔からのやり方や自分の仕事のスタイルを変えようとはしません。そして、人の噂話や悪口が好きというのも、嫌がられるお局様の特徴です。自分が嫌いな人は仲間外れにしたがるため、徹底的に悪く言います。この悪口に同調しないと、敵とみなす極端な部分を持っています。悪口だけではなく、急にヒステリーになるのも特徴です。一度スイッチが入ると、いきなりキレて周りの雰囲気を一気に悪くさせます。基本的に怒り出すスイッチがわからないため、周りはヒヤヒヤしながら接することになります。お局様と言うと、この様なマイナスな面ばかりが目立ちますが、その反面、全体の空気が引き締まり、緊張感を持つという側面もあります。こうしたお局様に目をつけられてしまうと厄介なため、なるべく関わらず、何事も穏便に済ませる姿勢を持つのが最適です。もし、絡まれてしまい、業務に支障が出るようなら、抱え込まずに信頼できる上司に相談した方が良いでしょう。